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やったこと
[WORK]技術試験基板確認試験
[組合]職場委員会
昼間は技術試験基板確認試験のまとめと追加実験。
夕方、組合事務所にて職場委員会。
賃闘の機関決定会議。
その会議中、データ化け問題で上の空状態。
気が付けば賃闘の資料の空欄に無意識にタイムチャートを書いている始末。
隣のKさんとかOさんに『何やってるの?仕事?』と言われてハッとなった。
ある種のワーカーホリックか?
会議終了後。フト、昨日やったノイズ試験の結果を思いだした。
僅かな違いのパターン長でノイズレヴェルが全然違うという結果。
データ化けするバスはデヴァイス配置の関係から非常に長いパターンになっている。
ということはESLが非常に増大している懸念がある。
ESLが増大することにより過渡現象的にデータの立ち上がりが遅延している可能性が考えられる。
K君にウエイトを1発入れて実験するように伝える。
会議後、暫く事務所にいて雑用を済ませ2200過ぎ、部署に戻る。
早速、K君に実験してもらった。
すると今までfailテストプログラムがpassする。
オシロスコープでバスを詳細に観測したところ当初考えていたESL増大説では説明がつかない。
取り敢えずBSCを変更することでソフトデバッグは進みそうなので真の原因追究と対策については来週考えることで急場をしのぐことにした。
2400過ぎ撤収。
明日は組合上部団体の主催する税制セミナに参加する予定。
動員とか強制的な参加でなく自分のスキルアップのために自主参加。
つーのは今年から定率減税廃止など税制が変っている上に独身者が一番負担が大きいとのことなので仕組みを知る上で参加する。
明日の起床時間は通常の出社時刻と変らんなぁ。
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データ化け問題
相変わらず、K君と一緒にデータ化け問題の原因追究。
当該バスのタイミングについては机上計算では十分に余裕にあることは分っている。
が、下位8bitだけが化ける。しかも、ビットが0->1にならない模様。
高級オシロスコープで観測してみるとバス上の信号の立ち上がりが異常に鈍い。ダラダラと上がっている。
パターンが長いのでESL増大により立ち上がりが鈍くなっていると思った。
そこで、信号が上がり切るまでの時間を稼ぐためウエイトを1発入れた所、エラーが集束した。
ウェイトを入れんとスレッショルドレヴェルに達しないままCPUがバス上のデータを読んでしまうので化けるのだろう。
その後、詳細にバスを観測してみるとESL増大説を否定する観測結果が出た。
また、上位bitの立ち上がり波形は非常に良くバスクロックの半クロック以下で立ち上がるのに対して下位ビットは1クロック以上遅れて立ち上がり切る。ざっくり3倍違う。
うーむ、色々と調査したけど真の原因がハッキリしない。(;_;)
だた、現状の基板では、
1)上位ビットに比べて下位ビットには接続されているデヴァイスが多い。そのため負荷容量が多そう。
2)重くて高速なバスの割には実装してあるプルアップ抵抗値が大きい。
3)また、パターンが長いのでESLや分布容量が増大傾向にあり伝送線路の条件が厳しい。
原因は、これら複合要因かも知れんなぁ。
あ、もしかしたら電子が如来空間に補足された結果、伝播速度が遅延したとも考えられる。(すんません。すんません。すんません。すんません。)
ソフトデバッグを進めるために取り敢えずはウエイトを1発入れることで回避することにした。
ウェイトを入れることでバス速度低下は必至なので製品では当初の設計通りのタイミングにするために真の原因を追究せにゃならん。
さらにテストプロではエラーが集束したが実際のアプリケーションでは未確認なのでまだ予断は許されない。
原因追究を急がねば。
プルアップ抵抗を低くすると電流が多くなるのでイヤなんだよなぁ。(ボソ)
今回は技術試験基板作って正解だったと思う。
初物デヴァイスだらけで色々とハマった箇所があった。
もし、いきなり試作機を作っていたら大変なことになったに違いない。
(最初、某部長には開発基板の製作は反対されたけど)
あと、高級オシロスコープに感謝。
でも、このクラスのオシロスコープが社内に無いってのは大問題だと思う。
少なくても開発をしていると名乗るためには設備投資が必要でしょ?
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どうするのさ?
測定器の設備投資で思いだした。
2008年4月からVCCIで実施される通信ポート伝導妨害波の測定。
それを見越して測定器の購入希望申請したのに却下された。
この件について某部署はVCCIの規定を知らんのか?
つーか、去年あたりにオレが言ったハズだけど...
少なくてもウチの部署で設計する製品では既に対策を始めており次期製品には通信ポートにはフィルタ入れまくった設計をしているけど...
直前になって相談と称して泣きついて来られも無視するよ。まぢで...
これで開発しているって言うんだから情けない。
あー、もう知らん。