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IPoE化完了
今まで使っていたISPのドルフィンインターネットが自前回線を無くしてVectantになった関係で激遅になった。
もう一つ契約しているISPであるgbb側についてIPoE化する計画があった。
で、夏コミ明けに工事をしようとしたけど、ドルフィンが余りにも遅いので計画前倒しして実行することにした。
6/19の深夜に
クロスパス乗り換え に申し込み。
従来と同一料金で乗り換えできる上に事務手数料無料。
で、6/26の0900に開通の案内が来た。
IPoE終端機器であるIX2215については実験しながら用意周到に準備して設定をしておいた。
さらに切り替えの手順書を作成。
このように準備を万端にして切り替え作業に臨んだ。
その結果、呆気なく疎通した。
ただ、cisco C819の一部のポートで疎通が無いことが判明。
暑さで故障かと思ったが確認したら謎の高負荷状態になっており、詳細を確認したらDNSサービスプロセスが98%になっていた。
何をしてもダメだったんで再起動。これで解消した。
これは想定外だった。
あと、IX2215の4over6トンネルの状態についてはWEB上では分らないようだ。
最初、これを知らなかったんでトンネルが疎通していないのかと思った。
どうも、WEB上ではVPN状態を表示するものらしい。
あと、フィルタの設定でもハマった。
グローバルIPが付与されているインターフェースに条件を書いたが効かなかった。
VPS側からルータに向いnmapをかけたけどopen状態のままだが、自宅側からやると効いている。
ふと、トンネルインターフェースに条件を記述せにゃいかんのではと思い記述したらこれがビンゴ。
確かに外部からのパケットは物理インターフェースからではなくトンネルインターフェースから来るので、そうだなと納得した。
あと重大な設定ミスがあった。
ひかり電話ありなので、DHCPv6-PD方式かと思ったが自宅は、ひかり電話アダプタ配下なのでRA方式で設定する必要があった。
が、何故かPDでも疎通していた。開通翌日に気付いた。何で疎通したのか不明。
速攻でRA方式に変更して今に至る。
肝心な使い心地だが。結論から言えば大満足である。
回線変更前(PPPoE)はVPSからルータまでのping応答時間が70msあったのが4msまで落ちた。
しかも、1日中ほぼ変動なし。
またVPS間-EtherIP終端ルータはドルフィンのPPPoE回線だったのだが、応答時間が45-50msあり、しかも昼間はずっと高負荷状態だった。
これをIPoE回線に変更したら5msまで落ち、昼間でも負荷は上昇せず、ほぼ5msで平坦だった。
ドルフィン、つかPPPoEの終端装置どんだけ混んでいたんだよ。
あと、IPv6とIPv4であんましカワラナイ。若干IPv4の方が早いくらい。
トンネルを2回も通過しているのに...
さらにVPSと自宅NAS間が非常に安定した。
ドルフィンの回線改悪後は時々、NFSが不通になっていたが、IPoEにしてから殆ど無い。
あと、変なメッセージも出なくなったが、これはOpenBSD側が改良した所為だと思う。