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NAS完全復帰
自宅のNASであるReadyNAS104のファームを6年振りにアップデートをしたら大変なことに
なってしまった件。
10日に何とか復旧させて管理ページまで出るようにはなったけど一部の機能が設定できない状態になってしまった。
これでも何とか使えるので放っておいても良かったんだけど微妙に気持ち悪いので何とかすることにした。
NASにsshでログインして色々と探ってみた。
カーネルログを参照してみたら設定エラーになる時に
readynasdが『_enable_timemachine: TIMEMACHINE_PROTOCOL does not exist in
service_misc.』と吐いていた。
で、/etcの下でTIMEMACHINE_PROTOCOLというキーワードで何か引っかからんかとgrepして
みたところ、/etc/default/config/etc/default/servicesにTIMEMACHINE_PROTOCOL=SMBという記述があることが分かった。
このファイルは設定のテンプレート。
なので実際の設定ファイルである/etc/default/servicesを見たが、その記述が無い。
ファームのリリースノートを見たら6.9.3でタイムマシンの転送プロトコルがAFPかSMBか選択できるようになったらしい。
ところがオレはファームを段階的にアップしないで、いきなり最新版である9.6.5にアップしてしまった。なので設定ファイルに『TIMEMACHINE_PROTOCOL』の記述は無い。
そんな訳で設定エラーになってしまっているものと推測した。
つー訳で/etc/default/servicesにTIMEMACHINE_PROTOCOL=SMBを記述してみた。
が、設定を反映するタイミングで上書きされてしまい意味が無かった。orz
そこで、/etc/default/servicesにTIMEMACHINE_PROTOCOL=SMBを記述した後に設定変更せず、再起動してみた。
これなら起動時に読んでくれるハズ。祈りながら再起動を待つ。
起動後に管理ページに入ってみた。
基本的には何も変わりは無いが再起動前に設定エラーになった項目を設定してみたところ、果たして設定エラーなくちゃんと設定できた。やったね。
つか、これバグだろ。
設定ファイルに記述が無くても無視するかデフォルト値として判断しろよ...
これでようやく、NASが完全復帰した。やれやれだぜ。