-へたれ技術者の駄目日記-(私は大原さやか様の声が好きだ!という、しがない技術屋の日記)
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この日記はw3mとemacs(29.4)とDDSKKを使って書いています。
本日記の主要取扱項目は電子回路/UNIX/ネットワーク/アニメ/声優ですが、ごく稀に労働問題に関しても言及しています。
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は神レヴェルです。(謎)
本日記は個人の独り言のようなものなので内容についてガタガタ言うと海に叩き込むぞ。
2.5次元はJIS丸め(JIS Z8401-1999)をすると2次元。
本日記に価値があるかどうかは各個人が判断するものであり強制したり、されたりするものではないと考える。
ハード技術者ならカラーコードと2のn乗はn=16までは覚えましょう。(懇願)
分らないことを人に聞く前にデータシートを熟読しましょう。(英文でも気合いで読め)
回路設計基本思想:Low Cost,Low Power,High Performance
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2006年07月01日(土)
_★
いろいろ
- †
続続・RAID5:
グラタンにて起動時にRAID5アレイが自動認識されない件。
自動認識は諦めて手動認識する方法をぐぐったり、mdadmのマニュアル読んだりして調査。
その結果。
mdadm --assemble /dev/md1 /dev/hdb1 /dev/sda1 /dev/sdb1
とすればRAIDアレイが再起動する事が分った。
これが分かるまで何時間かかっただろうか...
つー訳で昨日、パフォーマンス測定時に取得し忘れたデヴァイス単体の測定をする。
GLANTANK:~# /initrd/sbin/hdparm -t /dev/hdb
Timing buffered disk reads: 64 MB in 1.46 seconds = 53.10 MB/sec
GLANTANK:~# /initrd/sbin/hdparm -t /dev/sda
Timing buffered disk reads: 64 MB in 3.68 seconds = 17.38 MB/sec
GLANTANK:~# /initrd/sbin/hdparm -t /dev/sdb
Timing buffered disk reads: 64 MB in 5.39 seconds = 11.87 MB/sec
と、興味深い結果が出た。
USB-IDE変換を通したHDDの素のアクセス速度は良くても17MB/sec程度。
*1
一方、内蔵IDEと組み合わせてRAID5を構築した場合には24MB/secまで速度が上っており、USB-HDD単体の性能を大幅に上まわっている。
これはストライピングの力なのだろうか?
なお、EXT3ファイルシステムに40MB程度のファイルを転送した時にかかるCPU負荷
*2
は5%程度であった。
さらに色々と実験してみた結果。
手動でRAIDアレイを起動するのならdiskパーテションIDは「FD」にしなくても良い。
むしろ、自動認識でfailしてヘンなことになるくらいなら「83」のLinuxパーテションしておいた方が良いかも。
ただ、自動認識されているとshutdown時に何も処理しなくて良いという話もあるので良くわからん。
また、基本的にmdadm.confの生成も不要なようだ。
以上のようにグラタンでも問題なくRAID5構成出来るし再構築も出来るのを確認した。
あとは内蔵IDEはやめる方向で全て外部に置くHDDラック(ドライブドアとか)を検討中。
グラタンでのHDDラック+RAID5という組み合わせは可用性(保守性といいかえてもよい)、耐障害性、速度の面から一番バランスが取れると思われ。
ただ、素人にはお勧め出来無い。
何にせよUSB-IDE変換器の性能が鍵を握っているのは間違いない。
- †
RAID0:
USB-HDDを2台使ったRAID0アレイでの性能を測定してみた。
GLANTANK:~# /initrd/sbin/hdparm -t /dev/md1
Timing buffered disk reads: 64 MB in 2.92 seconds = 21.85 MB/sec
RAID0でもIDE-USB単体での性能を上まわっている。
ストライピングした場合には理論的に転送速度は
それぞれのデヴァイスの転送速度の和になる。最も遅いデヴァイスの転送速度に台数を掛けたものになる。
この場合、理論値は
28MB/sec24MB/secだけどソフトウェアRAIDなので多少下ってしまうのかも。
内蔵IDEまで使ったRAID5では24MB/sec出ていたことを考えると、
やはし転送速度はUSB-IDE変換で律速しているのは間違いないかと。
高速でCPU負荷の少ないIDE-USB変換アダプタなりICは何だろう。
novacの箱で使っている
ワークビット社製の国産デヴァイス はどの程度の性能の石なんだろ。
ハード屋としても気になる。
ちょいと調べてみたらワークビット社製デヴァイス、NEC製デヴァイスともに24MB/secが限界らしい。
つーことはグラタンでの17MB/secってのはグラタンの性能で律速しているってこと?
- †
GLAN TANK:
reiserfsを有効にしたカーネルを再構築する。
無事再起動した後にRAID5アレイをreiserファイルシステムでフォーマット。
あれぇ、EXT3よりファイルシステムが早く構築出来るだっけ?
逆にmountする時は多少もたつく。
あと、
araki さん製作の
leddrv&buzdrv互換ドライバ もついでにコンパイル。
- †
Linux Kernel-2.6.17.3:
気が付いたらKernel-2.6.17.3出ていたのね。
RTCの問題があるので当分はコンパイルしない予定。
TOMOYOが1.1.3出たら考えます。
- *1: 17MB/sec出たのはNEC製
uPD720133 を使用した
「総長男組」 。
CDIU2 は11MB/sec程度の性能。
NEC製デヴァイスは性能が良いな。
- *2: RAID5のパリティ生成等。
以上、1 日分です。
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